獅子座の新月とヘルタースケルター
Amazon Primeで、ちょっとしたスキマ時間に映画を楽しんでます。
昨日は「ヘルタースケルター」を見てました。
沢尻エリカの顔が昔から大好きなのと、原作の岡崎京子さんのコミックには、学生時代めっちゃ影響を受けたのでね〜。
監督の蜷川実花さんの世界観もかっこよくて、キャスティングに表れる女性ならではの容赦の無さがなんとも言えないし。(羽田ちゃんを設定より年齢が上の寺島しのぶにしたことでイタさが増してるとか、水原希子の天才ぶりにメンタル追い込まれるとか、りりこの妹の容姿がさもありなんて感じだし、桃井かおりの社長サイコー!)
そして、どのフレームを切り取っても、フォトジェニックなのは写真家さんならではの凝りよう。蜷川ワールド炸裂の色の洪水。
※アート・キュレーター時代に、もちろん蜷川さんにもお会いしましたよ〜♡リー・フリードランダーの写真展にふらっと立ち寄ってくださったんだったかな?ビビッドな作品のカラーからは意外なほど、物静かで柔らかい微笑みの、品格ある素敵な女性でした。
沢尻エリカの体当たりの演技もすごい!(過激っちゃ過激なので、心づもりして観てくださいね〜。)
この映画のことをなんでブログに書こうかと思ったかというと、主人公のりりこを見てるとね〜、なんだか昔の私が思い出されたんですよね。
何をやっても自信がない。
責任能力や現実処理能力に著しく欠ける。
ライバルの存在に異常に心かき乱される。
甘えることで、周囲を思い通りに支配する。(りりこの場合は甘えの裏返しで威圧でしたけど)
りりこは、まるで私のインナーチャイルドが暴走した姿だなって。
若さやそれにともなう美しさが衰えていくことによって、誰にも必要とされない、大事にされない、何も残らない虚無への恐怖感。
私の場合、オフィスワークや派遣の現場で、自分の価値が目減りしていくことでそれを感じました。
でも、そこからはほんとにがむしゃらに、自分を立て直しましたね。年齢を引き去っても、容姿を引き去っても、ずっと残るものが自分には必要だと。その点、仕事は(失敗も山ほどあるけど)コツコツ積み重ねることで、ちゃんと手応えを感じられるようになるんですよね。
WordPressに出会って仕事に自信をもって取り組んでいることで、いつしか私が私の王子様になったんです。
私の中のりりこを幸福にしてあげられる王子に。
それは男性性と女性性の統合。
統合すると「生み出す」ことが可能になります。すなわち、クリエイティビティを存分に発揮できるようになるんです。
それを分かち合うことで、私も幸せ、クライアントさんも幸せな豊かさの循環が起きます。
私は仕事を通して、自分の「位置」をこの世に作ることができてすごく楽になったな〜。
なにものでもない時期が一番つらかった。
明日は、獅子座の新月。
自分の魅力や個性をどんな風に深め、それを社会に表現していくか?そんなことをコミットするといいタイミングです。
これからの時代は、職業=私、というパターンが主流になっていくでしょう。
ただ、「私」を言語化、商品化するのって、抽象的で拡がりがありすぎて、現実的な話、まだまだ難しいと思うんだけど?
自分のことって、自分ではわからないですしね。それをサポートするニーズが多くなりそうですね。
岡崎京子氏のコミック版はこちら
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